憎しみは持たない:第六百三十章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

 

憎しみは持たない

 

憎しみは持たない少女

ローカルニュースにも取り上げられなかった、憎しみというものを持ってはならない事件の話をしよう。読み終えた後どのように思うか、遠い世界のことと明日になれば忘れ、軽く呟き、この章を読んだ数時間後の夜には涼しい夢の中へと潜って行くのだろうか。

少女は十二歳で、両親は一人娘の子に教育を受けさせるため、朝早くからから夜遅くまで、娘の塾へ通うお金の為に働いていた。

少女は学校から帰ると、何キロもの道を塾へ向かい歩きながら両親を思い、少女は両親の気持ちを知っていたので、誰よりも勉強に励み、いつも一番良い成績を上げていた。

 

塾へ通う少女の道

その日も同じように、一人で街まで何キロも歩き塾で学び、帰り道をあるいていたら、後ろから車が近づく音に振り向き、道の端へ寄って車が通り過ぎるまで待っていた。

車は、少女の横で止まり、五人の男が少女を捕まえ、少女の服をはぎ取り、体をなめては次々と小さな膣をこじ開けては、犯していった。

男たちは、少女からはぎ取った服を少女の裸体の上にかけて、何もなかったかのように、車に乗り込み立ち去った。

両手両足首を男たちに力いっぱい押し付けられていたため、あしくびの骨が折れており、少女は歩くことができないまま、誰かが通るのを痛みをこらえ苦しみ耐えて待っていた。

少女は、近くを車で通りかかった者によって、病院へ連れていかれ、警察から両親の努める会社へ連絡が入り、二時間ほどで両親が病院へ駆けつけた。

少女は、母親に一言、手縫いで作ってくれた洋服を切り裂かれてしまったことに「ごめんなさい」と泣きながら謝った。

 

犯人が捕まる牢屋

犯人が捕まるまでに五か月を要したが、五人全員を逮捕することができ、裁判で懲役刑が言い渡された。

それだけの刑で両親が犯人たちを許す思いになることなどは無く、夫婦は何をすべきかを考え、彼らの子供らに同じことをすることに決めた。

手始めとして、五人の中の二人には、二歳と三歳の娘がいたので、その子たちが十二歳になるまで待って、金で人を雇い、娘と同じ運命をたどらすことに決め、その他、三人の犯人にも娘ができたなら、同じことをすると誓った。

あの日から九年が過ぎた時、一人の娘が十二歳になっていた、そして、自分たちの娘は二十一歳になっていた。

両親は、実行について話し合っていた、そこに娘が帰って来て、会わせたい人がいると言い出した。

両親はてっきり、彼氏ができたのだと思って、いいから連れてきなさいと、娘に告げた。

二十一歳の彼女は、医学部に通いながら、アルバイトで塾の講師もしており、連れてきたのは、そこに通う娘の生徒であった。

 

食卓

食事をしながら、彼女が両親に、この子は塾でトップクラスの成績でとても頭も良いけれど、心が本当に優しい子なのと話して、少女もうれしそうに彼女の両親とも笑顔で会話をし、両親ともに本当にかわいい子だなと思っていた。

食事が終わったところで、彼女が、少女に、隣の部屋でテレビを見ててね、少しパパとママにお話をしたら、ケーキを持っていくからと、隣の部屋で待つように告げた。

彼女は、両親に話を切り出した。少女の母親は、少女が三歳の時に自殺をしたと伝え、その理由を話し始めた。

両親は何ということが起きているのか、頭の中で整理がつかなくなっていた、少女の名前は・・・・・・・・で、両親の頭の中から忘れることができない、娘を犯した犯人の一人の娘の名前だった。

両親は、自分たちの憎しみの九年間に、憎しみを持つ者は、必ず、大愚を知るとのことをかみしめることとなった。

父親は、テレビを見ていた少女を抱きかかえながら、いつか君のパパと会ってみたいと話した。そして、彼女は、少女を家まで送り、帰って来た。

 

結婚の約束と夜道

少女は、実は、もひとつ話があるのと両親に告げたが、両親は今日は話が聞ける精神状態ではないので、明日にしようと言って、ベットに入った。

両親は、神に手を合わせ、九年間の憎しみの人生に許しを求めた。しかし、神は何も行うことはできないが、両親は実際にはまだ行動に移したわけではないことから、憎しみを持ってきた、弱い己らの心を苛めた。

翌日の夜の食事の時に、娘は昨日言いかけた話の続きを聞いて欲しいと告げ、両親は、話してごらんと言った。

娘は、私は、昨日の少女の父親とお付き合いをしていて、結婚を約束したの、許してほしいのだけれど、と話した。

復讐のための漆身呑炭の九年間が、昨日というたった数時間で掻き消えることがあるのだろうか、夫婦の心は確かに変わったが、彼女の結婚を受け入れられるのか、その夜も夫婦は神に答えと罪の償いを祈った。

しかし、祈るだけで、行為に移さない限り、罪の償いはできないのだから、夫婦は家を売り、小さなアパートに移り住み、家を売ったお金を慈善団体に寄付をした。

両親は、寄付という善行のおかげで、心が安らいでおり、娘に、彼を連れてきなさいと告げた。

 

銃口を向けられる夜

数日後の約束の時間に、部屋の呼び鈴がなり、娘が彼を部屋に案内をして、両親を紹介した。

母親がお茶を出している間に、父親は隣の部屋からライフルを両手に抱えて戻って来て、言葉一つかけることなく、銃口を彼の頭に向け、トリガーに指をかけた。

彼は、何も語らず、静かに目を閉じ、微動だにせず、己の罪は許されるものではないとでも言っているように、撃ち殺されることに、今日までの九年間の罪に苛まれてきた時間を思い出しながら、今、この時に恐怖の全てが消えていき、罪がこれで償えると一粒の涙を流した。

父親は銃口を下げ、夫婦は、娘の結婚に反対することは無く、幸せになってくれることだけを願った。彼女も両親の心の痛みが消え去るには、私が幸せになることを見せることだと彼に伝えた。

もし、彼が、逃げ出そうとしたり、大声で泣き叫び許しを乞うたとしたならば、どうなっていただろうか。

憎しみを知る者は、冷酷には所詮なり切れない、だから、憎しみの時間は、あなた方にとって、とても無駄な時間であることを学び、憎しみを捨てるのです。

私は、あなた方を世界で一番の財を持つ者とはしない、しかし、世界一の真理を知る者として、道理を歩ませて、困っている者達を助け歩かせることで、憎しみなど忘れてしまう者とする。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身