神と刑務所:第四百五十四章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

神と刑務所

 

神と刑務所

囚徒となる者が私を呼び続けた。なぜ、その者が私に会いたいのだろう。それは、彼の妹からの手紙が始まりです。

神よ、あなたのために生きようとしたけれど、それが、逆に重荷となり、誰でもよいので、殺してやろうと、包丁で殺したのです。

あなたのために、何が出来るのか、あなたの典拠が聞きたい。ということなので、私から何らかの証明を見せてほしいというのなら、精進潔斎いわゆる動物性のものを取らず心身を清浄してから、もう一度私を呼びなさいと言いました。

彼は、宗教上の問題で、動物性のものは食べられないことを、看守に告げて、動物性ではない、ヴィーガン食に変えていただきました。

彼は、その後、一年にわたり、私との約束を守り、また、私を呼び、教えの典拠が聞きたいと言いました。

よく頑張られたので、お話をしよう。あなたは私の話を誰かに聞いた、そうだね。妹さんから聞いたというか、手紙に私の話が書かれていたのを、読んだのだよね。

初めて読んだ時と、今とは全く違うのだろうけど、私を呼ぶのは、もっと私に近寄り、天国に行きたいという思いからですよね。

衣鉢を伝うというが、私から学びたいがために、典拠や証拠が欲しいのでしょう。では、どうすれば、あなたに伝わるのか、教えてほしい。

 

神と人殺し

神よ、普通の者ならば、難しい問題になったとき、いろんな意見が出てくると思いますが、あなたは私から、あなたが話すことに、意見を言わせない自信はありますか。

私は、大木の神ではなくても、神です。私は、大切なことを反し伝えている、それが、もし、一義に及ばすでは、私は神とは言えないでしょう。

では、聞きたいことがあります。私は人を殺しましたが、何よりも、まったく見も知らぬ人を殺しました。

憎しみなどがあれば、私の中でも整理がつくのですが、ただ、私が誰かを殺してやるという、私の怒りの中で、外を歩いているときに、通りがかった人を殺しました。

今は、刑務所に入り、一年が過ぎて、私の、あの時の気持ちは何だったのだろう、正直、自分で自分が悔しいです。

でも、あの人を生き返らせることは出来ません。妹は神の話が何章か進まれるたびに、手紙で送ってくれます。私は、両親や妹のために、できればここで一日も早く死んで、家族の苦労、多分世間から、人殺しの家族などと呼ばれているかもしれない。

自分勝手ですが、両親と妹のことを考えれば、私がすぐにでも死ねば、殺した家族の方からも、あまり言われなくても済むと思っています。

いや、このまま家族も巻き沿いにして、苦しみなさいと言われれば、それまでですが、家族と私は違います。

 

母と妹

今の私は、ただ、相手の方には本当に申し訳なかったけれど、それより残された、お母さんと、妹だけは、無関係なので助けてあげたい。

だから、神が本物であるなら、今日私を殺していただきたい。そうでなければ、私の犯した罪のために、母や妹が苦しめられ続けることになるでしょう。

できれば、相手の方を殺す前に戻りたい。戻ることは出来ないのでしょうけれど。

あの時に、お母さんのこと、妹のこと、考えられなかった自分が憎いです。自分の行いが、お母さんや妹に行くことになるとは、思ってもいませんでした。

刑務所に移されてから、妹が初めての面会で、神の話をしてくれました。感動して泣きました。

妹は、お兄ちゃんだから、やり直せる、そして天国に行って神様にもなれる。だから、今は、亡くなられた方や、ご家族に手紙を書いて、毎日謝罪にすべての時間を使って。

それを聞いて、毎日手紙を書いています。だから、本当に、これだけでいいのか、人を殺しておいて、神になれるのか、天国に行けるのか、逆に辛くなりました。

今は、天国ではなく、神の話にある俗世に戻りたいです。でも、あなたが神なら、典拠を見せてください。

 

神と人殺し

では、一つ、私とどうして話せていると思っているか、それを説明して御覧なさい。あなたは、雑居房にいる時とはずいぶん変わった。

確かに、雑居房で泣くこともできませんので、今は、独居房だから、妹の手紙の中の、神の教えを読みながら、泣いたりしているのです。

なるほど、それでは今は、時宜を得たということになるわけだ、あなたが、人を殺す前にあった心は、氷炭相容れずと言って、誰の中にもある、例えとして言えば、善と悪、殺される側と、殺す側、このようにみんなが持っている、そして、それは、決して相容れることが無い。

あなたは家族、特にあなたが言う妹、母親、そしてあなたが一度も私に口にしない、父親、全ての周りの者に、謝罪をしても許されない行為をした。どう思っていますか。

それは、申し訳ないし、それ以上何もできないので、刑務所内で首でもつって死ぬしかないと思っています。

神様に、その方法を聞きたくて、毎日念じていたのです。だから、私を死なせてください。地獄へでも行きます。生きていて、お母さんと妹を苦しめるよりも、死んだら、みんな忘れることだから。

お願いします。私に死に方を教えてください。そして、私が、神様の言葉で書かれていた、自殺で、一万年の彷徨いがあっても構いません。

 

神と妹

あなたには、死に方を教えることは出来ない。あなたは、死んで、家族を楽にさせようと考えて、そして、殺した家族も楽にさせようとして、それで、あなたの罪が許されると思っているのであれば、大きな間違いである。

あなたは生きてこそ、生きてこそ罪の償いが出来る。死んで罪の償いは出来ない。あなたは、生きている者のため、それしか考えていない。

あなたは、あなたに殺された人のことを、全く考えてはいない。来し方行く末を思わなければならない、過ぎてしまったこと、これから行く先のこと、これをよく心に刻み、毎日言葉に出して言いなさい。

どうします。然もあらばあれ、あなたの望みを叶えましょう。あなたがここに呼び、私が神かどうかと、いうことであれば、すでに、教えを説いた。あとは、あなたが決めなさい。その通りにしてあげますから。

彼は、刑務所で神の七つの掟を行いながら、出所出来たら、神の七つの掟をもっと沢山の人にと考えて、今も刑務所で頑張っている。

 

 

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、
心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の言葉:これだけを行為として行えば、あなたはあなた自身で天国を選択し天国に行くのです。お金や物や宗教など必要ないのです、天国ではそんなものは無意味なのですから。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

 

 

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身

神より「我が子よ、最新の章から読むのも、第一章から読むのも、どの章から読んでもかまいませんが、必ず、全ての章を読むことが、今のあなたを、これからの、あなたを必ず完全に救います。それが約束です。私が今回あなたたちにのみ降ろした神の化身はいつもあなたたちの事を考えている、それを忘れてはならない。大木の神より」

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たち三名のいずれかに降りて来られて書いている者です。誤字脱字があれば、是非、相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

 

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