第二百三十三章:神と酒飲み

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神と酒飲み

 

 

神様が酒を御馳走になる

ある町で出会ったと言う方からのお話です。

人混みの町では帰宅時間に当たる男女で溢れかえっていました。そのまま込み合う帰りのバスや電車を避けようと、一杯お酒を飲んで時間を潰す人も沢山いました。

殆どの人が、会社の同僚等と飲んでいる中に、一人でとめどなく飲んでいる人がいました。神様は、いつもの悪戯で、その人の隣に行って、御一緒してもいいですか。と聞きました。

酒飲みは、どうぞ、と言ってくれたので神様は隣に座りました。

そして神様は、私は一人でお金もないので、一杯御馳走していただけませんか、と酒飲みに聞きました。

普通の人なら断るはずが、酒飲みは私と一緒にこの後も飲んでいただけるのなら、何杯でも御馳走します。というので、神様は、酒を頼んで、初めて会った見ず知らずの人に、乾杯といって、飲み始めました。

酒飲みは、勢いがいいですね。もっとやって下さいよ。と言いました。お互い呼び名を決めましょう。互いが互いの呼び名を決めるのはどうですか。じゃ、私から「金なしさん」では「酒飲みさん」互いに大笑いでした。

お酒を三杯ほど飲んだところで、酒飲みは聞きました。普通じゃ、赤の他人にいきなり酒を御馳走してください。なんて言わないでしょ。

金なしさんの身形を見ても、到底というかお金持ちにしか見えないです。それなのに、飲んだくれの私に取り入ったのですか。

それはね、神様はあなたが良い人だと知っているからですよ。酒飲みは笑っていた。こんな酒飲みが、良い人、それはわからないけれど、悪いことをしてないことは確かですね。

酒が悪いというなら、悪い人だけれど。酒で人に迷惑を掛けてはいないし、昔から言うじゃないですか、酒は飲んでも、飲まれるな、でも、これって飲みすぎちゃうと記憶をなくすので、正しいのかはわかりません。

酒飲みと神様

神様は、実は先日のこと酒飲みさんを見かけたんですよ、盲目のギター弾きのケースに、お金を入れましたよね。それも、小銭ではなく、財布から何枚か紙幣を、それを見て、良い人だろうなと思って、その後もちょっとだけですが、見ていたんですよ。話は違いますが、その眼の悪いギター弾きの人、そのお金全てを寄付してましたよ。

酒飲みは、金なしさんが何者かは聞かないよ、だって、かなり私は酔ってるからね。それで、話の続きを聞かせてよ。

あなた信号が変わりそうなのに、無理して歩くというか走れないけど必死に渡ろうとしている足の悪い人を、あなたの方が先に行っているのに、わざわざ戻って、横について、「一緒だから、ゆっくりで大丈夫ですよ」と言って、その人の役に立ちましたよね。

あんまり覚えていないけど、そういうことは当たり前のことじゃない。酒飲みさん、当たり前のことが、出来ない人が沢山いることは知っているでしょ。

酒飲みが、神様に質問をした。じゃ、あなたはどうなんですか、私はあなたのように、見も知らない人に酒を御馳走しているのか、それってバカじゃないでしょ。だって、あなたが私が良いことをしたからと言い、その中の二つを見ていたという。

だから私は、見も知らない人に酒を御馳走しているのではないでしょう。でも、待ってください。なぜ、そんなに偶然と言えば、いや偶然とは考えられない、私を見ているのです。

お酒と神様

実は、私は親切にする人が大好きで、そういう人を見たら、話しかけたくなるんですよ。でもね、今までで話しかけたのは、そう何人もいないんです。これって、悲しいことじゃないですか。良いこともしているけれど、他のことは何もしていない。

他のことというのは、人には守らなければならいことが七つあるんだよ。そのうちの一つか二つしかしていない。または、始めたけれど、一度中止したりとね。

それじゃ僕に話しかけたのは、その七つを守っているからですか。まだ全ては守っていない、けれど、かなり近いところにいることは、確かだから、あとで教えてあげるよ。

なるほど、まぁでも、確かに、親切というのは大切ですよね。困っている人を助けるのは、自分が助けられているようで、なんだか、手を合わせて「神様」なんて言わなくても、人を助けることができれば、きっといいことがありますよね。

私が、今思うことは、人に親切にしているところをあなたが見たから、私に声をかけ、酒をおごらせる、おごらせるのはどうかとは思いますが、一人でいる私の酒の上での話し相手になってくれたのだから、私は金なしさんに感謝しないといけないですよね。

神様のお言葉

さて、酒の話に戻すと、いつも飲まれているんですか。神様は、いつも飲みたくても酒代が無くて困っています、酒飲みは、大笑いで、その身形で酒代がないわけないでしょ。きっとどこかの大金持ちで、街に出て面白そうなやつに、酒を御馳走してくれないか、と頼んでは、相手を見ているんでしょう。

私も、いつかあなたのように気楽になりたいなと思います。神様は、そうですか、そしたらそろそろ酔いもまわっているでしょう。この話は明日になれば忘れているとは思いますが、酒飲みさんは人に優しく常に感謝の気持ちを持っている。

酒飲みさんは、神の七つの掟を今は知らないでしょう。では、酒飲みさんの胸のポケットに入れておくので、一度見る事です。酒飲みさんにはチャンスが確実にありますから。

さぁ最後の一杯を頼みましょう。酒飲みは、すみません、それ私のお金だから、頼みましょうではなくて、最後の一杯頂けますか、じゃないんですか。酒飲みは大笑いして、最後に二人で乾杯して、酒飲みは家に帰りました。

酒飲みは酔って、そのまま寝てしまい、そのまま寝た酒飲みは昨日のことを思い出すよりも、仕事に行く準備を始めました。そして、シャワーを浴びて、仕事場に行きました。

酒飲みは、仕事場に行く電車の中で、昨日は確か変な人と一緒に飲んでいて、と、順番に思い出しながら、おごらされたなと笑いながら、でも、良い人で楽しかった。と思いながら、その日は、まっすぐに仕事が終わりかえりました。

そして、昨日のシャツを洗濯機に入れようとして、胸のポケットを見ると、紙が入っていました。折りたたんである紙を広げてみると、

神のお言葉

我が子よ。
すべての人を平等に愛すること。

人のミスを論うことも無く、前駆になりなさい。無知蒙昧を助け、但し、好餌をわきまえて、折角の気持ちを、熱願冷諦のごとく、惑うことなく、鎧袖一触のように、我の動きで、我を敵とするものに物事を教えない者になってはならない。

人としていかなる困難に自分があっていようと、必ず、人を助けなさい。そうすると、あなたが死ぬかもしれないが、あなたは人に対して必ず何をしたのかがわかる。あなたと別の人が生死にかかわるときに、我先にと逃げず、笑って、他者を助け、あなたは死を選びなさい。

酒飲みとしては。そのように訳していました。

そして最後の方を見ると。

我が子よ、昨日のお酒は美味しかったよ。我が子は出来る子なので、私の言葉に耳を傾け、神の七つの掟を守りなさい。紙に書いたね。見てきなさい。

我が子よ、私は天でお前と酒を飲むのを楽しみにしている。

 

 

 

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身より

神より
「我が子よ、最新の数百章のページ程度の新しい章から読めば、最初のページから三ページ以上づつ読みなさい。そうするといつか近づく日が来る。私が今回あなたたちにのみ降ろした神の化身はいつもあなたたちの事を考えている、それを忘れてはならない。大木の神より」

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身の言葉を皆様に解るように変換して書くものです。誤字脱字があれば、是非、相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

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