臆病と勇気:第六百四十二章

輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。

 

臆病と勇気

 

臆病と勇気とオーロラ

あなた方は常に閑寂の如く、静かで落ち着いていなければならず、それは喧騒の中にあっても心穏やかにさせるため、半眼の目を用いれば、あなた方の目の前の道には平穏のみが訪れていることがわかる。

然れば、前門に虎、後門に狼が現れるという話し同様のことが起きても、既に心に刻んだ真理を捻じ曲げることもなく、悠然と道を進むことができ、今置かれている状況に悩むこともなくなる。

あなた方は時として、誰かに怒りを持ったり蔑んだりすることがあるが、その後で必ず、己の浅ましさに苛まれる。

いつも己に言い聞かせていれば、そのような怒りや蔑む行為は、相手の悪い点を見ようとしたり、己が相手よりも正しいと思ったりすることから、起こることであることが見えるのです。

半眼の目に映るのは、相手の悪い部分は見ることがなく、相手の良い点だけが見れるので、そこに争いごとは起きない。

 

半眼の目と雲

あなたが抱える怒りや嘆きは、臆病からなるものであるが、臆病を恥じることは無い、誰しもがはじめは臆病者である。

ただ、己が己を臆病と思い込み、己が負けた強いと思われる相手も、己と同様の臆病者であり、臆病の中からあなたを倒すために臆病者が目を瞑りあなたを押し倒したのであり、相手も臆病者であることを知っていれば、あなたが負けることは無かった。

だから、振り返り嘆くことは無い、相手がうまく立ち振る舞えなかったのなら、あなたの前に平伏していたのである。

しかし、あなたの臆病さのおかげで、相手を傷つけることなく、相手が勝者となった喜びを相手に差し上げたのであり、臆病だから、相手への善行ができたことを忘れてはならない。

然れど、真の勝者は、臆病を捨てて、勇気を持ち、勇気を持っても、武力を使わず、暴力も捨て、罵る口は閉じ、睨む目を持たず、半眼の目で見れば、常に前にはだかる者、足を引っ張る者に平伏すことができ、それができるようになった時、あなたが真の勝者となるのです。

真の勝者は、しなしたるの如く、形ばかりしつらえている者を見れば、その中身の脆さを見ることができるが故に、戦うことの愚かさを知る。

 

賢明愚昧と湖

あなた方の中には、賢明愚昧の如く、日々罪の償いを探す賢い者と、享楽に溺れ罪を重ねる者、その両方を併せ持つ者とがおり、目の前の甘い蜜に喉鼓を鳴らしてしまう者は、己を責めては夜の枕に伏し嘆じる。

今日までの世に生きてきた経験から、既に道理を知っているのだから、歪んだ思いに屈してはならず、毎夜己に失望する不幸者となってはならない。

この世の知識に縛られている者は、善行は困窮者が眼前に立ちはだかるか、金があればおこなえばよい道楽と思い、善行から得られる物は僅かであり、それよりもこの世の知識を持って損得を謀ることに精を出す方が得られる物は大きいと考えるが、この世の知識で得られる物は無く、罪の償いという善行こそが報われ、あなた方を大木の神の元へいざなうのです。

時が、あなた方を待つことは無く、時は立ち止まることは無く、いつの日か、いつの日にか、善行を行いたくても、罪の償いを行いたくても、あなた方が決めてきた時に、何もせずとも、時計の針は止まる。

改心を受け入れ、成長する者となり、道義に立って踏み行うことで、左へ誘い込もうとする肉体に勝利すれば、遜り右の道を歩く者となるのです。

あなた方が、臆病であったときは雑念が生じ、右へ行くことに恐れが現れ、心が千々に乱れてしまい、左へも行かず、その場にしゃがみ込み悶えては、右へ行くことが辛いと嘆く。

しかし、右へ行けば行くほどに勇気が与えられ、臆病でないことに気が付けば、己の肉体も厭わず他者の為に投げ出すことが容易にできる者となっている。

 

臆病者とオーロラ

常に怒りを持つ者は臆病者であり、臆病であるが故に、常に大声で口汚くののしり相手の上に立とうとするが、それを見ている周りの者たちからは、怖がりの不幸者と思われていることに気が付くこともない。

大声で罵られた者は、あらがうに値しないと、可愛そうな人よと、相手にせず、平伏しておくか、声が涸れるまでじっと座って待っているのです。

あなた方の淵源の中には、勇気があり、臆病でいる必要は無く、淵源の中の勇気を呼び起こすためには、半眼の目で世の中を見ることから始めればよいのです。

あなた方が、困難や苦悩の中にいても、それは、あなた方が、あなたの中にいるあなたという神に救われるようになっているのだから、それを知ったならば、軽い足取りで右へと歩くのです。

あなた方は神を求め、神の願いに沿わぬ行いをする己を見ては、神から離反しているから罪を犯すのだと思うが、あなた方の胸の中には、あなたという神がいる限り、神から離反することはできない。

然れど、あなた方は罪を持っており、その罪の償いの為に、この世に罪の償いを行うために来たのだから、あなたというあなたの中にいる神に話しかけ、一つの善行で、一つの罪の償いを終わらせ、臆病を無くして、真の勇気ある者となり、真の神となるのです。

 

 

神の七つの掟

■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない

■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」

■ 動物を食べない

■ 罪を犯さない

■ 恩と責任・恩に報いる

■ 我慢

■ 奉仕と施し

神の化身より:神の七つの掟だけを行い、聢と、あなたが天国を選択し天国に行くのです。お金や宗教など天国にはなく、それらは甲斐無いのが天国なのです。

七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。

(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。相談があれば相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)

私は同じ話、同じことを何百回も言います。

神の化身