輪廻転生-神←だけは必ずお読み頂ければ幸です。後は最新の章から読まれていき、第一章にたどり着かれれば、望みを叶え完全にあなたを救って見せます。
選択と自殺
親愛なる神へ、私は橋の上にいます。神への敬虔な心を持つ女性から頂いた最後の手紙の冒頭の部分であるが、今回はこの手紙の内容については、ここでは公開して話すことは無い。
彼女は、この手紙を私に送った後、橋から飛び降りた。彼女に何があったのか、手紙には、それに直接触れてはいなかったが、その話をあなた方にしよう。
彼女は泣いていた、その涙は胸元まで零れ落ち、来ていた服をも濡らし、止まることのない流悌のようだった。
彼女は、会社帰りに三人の男に車に乗せられ、暴行を受けたあと、車から蹴り落された。彼女は苦しんだが、警察に届けることも無く、両親にも話すことは無かった。
それでも唯一、婚約者の彼にだけは、このことを黙っていては、いつか彼に対して自分が自分を咎める日が来て、呵責に堪えられなくなり、話す日が来るだろう。と思った。
彼女は、これからの人生を過ごす中で、彼に話してしまうことになるだろう、その時の方が彼を傷つけてしまうことになるのだから、今話すことが大切だと考えた。
彼女は、涙を浮かべながら、忘れたいことを、彼にすべて話した。そして、彼は何も言わないで、その場を去って行った。
彼女は、彼が怒ったり、泣いたり、私への怒りか、三人の男たちへの怒りなのか、そのような感情を見せるだろうと思っていたので、彼が、言葉一つ語ることなく、彼女の前から、姿を消したことに怪訝な思いになった。
彼からは、それから三日連絡が無く、四日目に彼の父親から、彼が自殺をしたという連絡を受けた。
彼の遺書には、助けられなくてごめん、という言葉が、便箋を埋め尽くすように何百回も、その言葉だけが、くり返し書かれていた。
彼の遺言書はそれだけで、両親への遺言書も無く、彼女のために綴られた、助けられなくてごめん。この言葉だけであった。
彼女は、一人部屋に引きこもり泣き続けた。嗚咽を漏らし、涙が涸れることが無いままに、哀傷の思いをぬぐい切れないでいた。
そして、彼女は考えた、彼のために生きて、彼と二人で始めた他者のために生きるという選択肢を、一人でやり切るのか、それとも、彼の後を追うことで、彼と出会うことが出来なくても、彼の苦しみを、私が話さなければ、このようなことにならなかった罪の償いのための死を選ぼうかと。
彼女は、彼と二人でここに来て、自殺はいけないことや、罪の償いは生きているからこそできること、それらを分かってはいたが、彼を追い込んで自殺を選ばせた、自分が許せなかった。
彼女は、三人の男を探して、殺すことを選んだ。彼女にとって車から蹴り落された時に、ナンバープレートを、体の痛みをこらえて見ていた。
彼女は、そこから男たちを探し出すことにした。探し出すのには時間はかからなかった。車の持ち主の男だけは、すぐに見つけ出した。
彼女は思った、首をロープで縛られ、両手を足で踏みつけられ、犯されたあの時の光景を忘れることは無く、殺すだけの理由があると思った。しかし、殺すことは彼女にはできそうもなかった。
でも、彼女は、彼を殺したのは、三人の男たちであり、彼のためであれば、殺すことが出来る、そして、その行動に出た。
車の持ち主が、車に乗り込もうとしたときに、背中にナイフを突きつけて、後の二人の住所と名前を、紙に書かせ、その男をナイフで刺した。
彼女は、三人の男全員をナイフで刺すことは出来たが、三人ともに死ぬことは無く、三人の男は警察に届け出ることもできないため、嘘の理由で病院で治療を受けた。
彼女は、三人を殺して、彼の仇をとったと思っていた。彼女にとって三人は、もう自分の仇ではなく、彼の仇であった。
そして、彼女は彼が飛び降りた、橋の上に立って、親愛なる神へ、と手紙を書き送ってきた。
彼女の傷は、自らの命を絶つような愚かな行為では、消えるものではない。彼女には、彼のためにも、生きて他者を助け歩いてこそ、癒されていき、彼の死を無駄にしないことだった。
しかし、彼女は選択肢を誤った。彼女が受けたことは、彼女が決めて来たことであり、それは辛いことではあるけれども、己をそのようにすることが、どうしても己には必要であったから、このようなことが起きたのです。
彼女は、前世またはそれ以前で、逆のことをしたのかもしれない。それよりも酷いことをしたのかもしれない、だからこそ、生きて、罪の償いの日々を、その為の善行を他者の為に行い続けることを、自分で決めて来たのです。
しかし、彼女は、彼女のために亡くなった彼の事しか、考えられなくなってしまい、道理を忘れてしまった。
あなた方も、どのような辛い目に会おうとも、それは己で己のために決めて来たことであることを知り、それを受け入れ、善行の道を他者を助けて生きることを、忘れてはならない。
神の七つの掟
■ 騙さない、悲しませない、心を傷つけない
■ 親切にできる時を逃さない
勇気で言葉を「私に何か助けさせて下さい」
■ 動物を食べない
■ 罪を犯さない
■ 恩と責任・恩に報いる
■ 我慢
■ 奉仕と施し
神の言葉:これだけを行為として行えば、あなたはあなた自身で天国を選択し天国に行くのです。お金や物や宗教など必要ないのです、天国ではそんなものは無意味なのですから。
七つの掟は、どれをとっても難しいことではないはずです。但し、困難です。困難でなければ過去世までの「償」の輪廻転生はないわけです。
私は同じ話、同じことを何百回も言います。
神の化身
神より「我が子よ、最新の章から読むのも、第一章から読むのも、どの章から読んでもかまいませんが、必ず、全ての章を読むことが、今のあなたを、これからの、あなたを必ず完全に救います。それが約束です。私が今回あなたたちにのみ降ろした神の化身はいつもあなたたちの事を考えている、それを忘れてはならない。大木の神より」
(神の化身の代筆者です。代筆者とは神の化身が私たちのいずれかに降りて来られて書いている者です。誤字脱字があれば、是非、相談フォームよりご連絡お願い申し上げます)
自殺関連の章一覧
https://kaminokeshin.com/%e8%87%aa%e6%ae%ba/
ベジタリアン・ヴィーガン・ビーガンの章一覧
https://kaminokeshin.com/vegetarian-vegan-vegan/